主な特徴

1)　イラスト調変換フィルタ

　スキャナによる取り込み画像やデジタルカメラなどで撮影した画像などにイラスト調フィルタをかけることによって、人間が手で描いたイラストのような画像に変換することが可能です。

2)　デジタルペイント調(Digital Paintic)フィルタ

　スキャナによる取り込み画像やデジタルカメラなどで撮影した画像などにデジタルペイント調フィルタをかけると、ペイントソフトで描いたような効果を出すことができます。

3)　ハーローフィルタ

　画像の中で、明るく光っている部分に「光の傘」をかぶせるフィルタです。パーティの写真や彼女のポートレートにこのフィルタを使えば、とたんにゴージャスな画像に早変わりします。

4)　もこもこ調変換フィルタ

　色の似かよった領域を、もこっと盛り上げたように加工するフィルタです。ロゴやマスコットキャラクターなどをもこもこ調にして、あなたのホームページを飾って見ませんか?

5)　フィルタ処理

　Oliveには、イラスト調変換フィルタ以外にも、ノイズ除去、モザイク、ネガ処理、ホワイトバランス調整、マルチスクリーン変換、縁取り、などさまざまなフィルタ機能が備わっています。

6)　連続画像フィルタ

　動画像から、各フレームを一枚一枚の画像として切り出し、1つのディレクトリに納めたものを連続画像と呼んでいます。Olive+では、連続画像に対するフィルタ機能が備わっており、時間スライスのような、今

までに体験したことのないような不思議な動画（連続画像）を作成することができます。

※動画像（mpeg、avi等）→連続画像（jpeg）への変換、逆に、連続画像→動画像の変換は、Olive+ではサポートしておりません。インターネットでそうした機能を持ったソフトを探し、ご自分に合うものをご使用

ください。

7)　簡単操作

　画像を読み込んだら、メニューからフィルタを選んで実行するだけで、画像全体に対してフィルタ処理を施します。

各フィルタには、いくつかパラメータを持っているものもあり、なれてきたらこれらのパラメータを変更して、少し違った効果を出すことも可能です。

8)　　Olive+スクリプト搭載

　一連の操作手順を記すことができるスクリプト言語を使って、複数の画像に対するフィルタ処理を自動化することが可能です。このスクリプト言語は、拙作X-TRACEのモデリング時に使用するMODELAという言語を使っており、Pascal言語に見られるような、手続き(C言語の関数のよう

なものです)、局所変数、式、制御構文などを提供します。

9)　壁紙作成

　加工したグラフィックを壁紙に設定することができます。

10)　画像ブラウザ

　ファイル→ブラウズで、画像をブラウズする機能が使用可能です。ラウズしながら、Olive+で処理したい画像を開くことができます。

11)　画像比較

　ファイル→比較で、あるディレクトリの中に入っている画像の比較を実行し、似た画像をピックアップすることができます。

12)　簡易編集機能

　読み込んだ画像にたいして、領域塗りつぶし（ペイント）、図形描画、モコモコ調ペイント、部分切り出し編集、スタンプコピーなどの編集を行う機能を追加しました。編集機能の中から、フィルタメニューを実行

することも可能となっています。

　「簡易」なのはユーザインタフェース部分のことで、それ以外は強力な編集機能を備えています。