エクセルでm:nマッチング
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エクセルでm:nマッチング 紹介:
・概要
1:nマッチングになかった、m:nマッチングを行う。
m件、n件のうち、多い件数分出力されます。
(同件数までマッチング、以降アンマッチ扱いになる)
二つのシートから、複数のセル(列)をマッチングのキー項目とし、
キーが一致、不一致の条件により、最大、三シートに出力する。
(出力側シートは同一の指定も可能)
・特徴
・プログラミング(マクロ、関数の記述)は一切不要。
・入力シートのマッチングキーは、複数(最大254)指定可能。
・入力シートは、任意のシート指定が可能。
・マッチング範囲は、シートの任意行から任意行まで指定可能。
・入力シートの事前ソートは不要。
・入出力シートとも、1レコード複数行の構成が可能。
・出力シートの編集は、任意に可能。
(入力シートから編集、固定値出力、数値項目の集計、文字列結合等可能)
・入力シートの、レコード読み飛ばし機能あり。
・マッチングキーが存在しない場合、出現順によるマッチング可能。
(この場合、1:nのn件は任意に指定可能)
・出力シートへの、追加出力可能。(編集部のみクリア後、出力も可能)
・パラメタの保存、呼び出し、が可能。
・バッチ処理機能あり。(JCLエミュレータ(別ツール)が必要)
・短所
・1レコードの構成行数は、全レコード同一であること。(マッチング指定範囲内)
・パラメタの指定が面倒である。
・入力シートに対して、ソートが実行される。
・処理速度が遅い。
・両入力シートに、キー項目が同数必要。(出現順を除く)
・パラメタチェックに手抜きがある。
・エラー処理を記述していない。(異常終了することがある)
・入力m件側を「マスタ」、n件側を「トランザクション」と勝手に呼び、
編集指定の時に”M”や”T”として、指定が必要である。
・何に使えるの
例えば、
1、前日までの累積に、当日分を加え、本日までの累積を作成する。
これを、伝票№でマッチングさせ、前日までの、修正、削除分は新たな累積に反映させる。
2、あるシートを他人に提供し、項目(列)の追加をお願いした。
これを、オリジナルのシートと比較し、異なった部分を見る。
3、入力側n行からなるシートを、1行に編集したい、或いはその逆。