ハイパー世代管理(超多世代バックアップソフト)
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ハイパー世代管理(超多世代バックアップソフト) 紹介:

≪概要≫
文書作成中、これは不要だと思って書き直した文章が後で必要になったことはないで
しょうか。
また、バックアップソフトの世代管理数が少ないために、データの異常に気付いたら
すでに正常なデータがすべて異常なデータで上書きされていたということはないでしょ
うか。
試行錯誤を繰り返して作成するソースプログラムなどの場合は、苦労して作成したモ
ジュールを作成過程で不要と思って削除したものがまた必要になることがあります。
ハイパー世代管理は、ファイルやフォルダに詳しくないユーザでも意識することなく
、極めて多世代にわたって指定したファイルのバックアップを自動作成し、簡単に以前
のファイルに復旧、あるいは古いファイルを参照できるようにすることを目的として作
成しました。
ハイパー世代管理は、障害時の復旧を目的としたバックアップソフトとしてではなく
、次のようなファイルのバックアップに適しています。
・更新が頻繁に行われる執筆中の原稿ファイル
・同じファイル名で常に更新されるホームページのアップロード前のファイル
・ソースプログラムファイル
など、何世代か前のバックアップが必要となることがあるファイルです。
≪バックアップ方式≫
通常、バックアップは万が一の場合にパソコンのハードディスクに保存されているファイルや、運用しているシステムのデータを元の
状態に戻すことを目的に行われます。そのため、速やかな復旧措置をとることのできる「完全バックアップ方式」が採用されています。
「完全バックアップ方式」は、障害発生時にデータの上書きだけでバックアップした時の状態に戻すことができるなどのメリットがあり
ますが、次のような欠点もあります。
・バックアップのために長時間を必要とすること。
・バックアップのために大容量を必要とすること。(このため圧縮することが多い)
・まったく更新されないファイルも毎回処理対象となること。
ハイパー世代管理は、「増分バックアップ方式」を採用しているため「完全バックアップ方式」に比べて
・更新ファイルのみのバックアップのため、短時間で処理が可能であること。
・更新されないファイルは、バックアップしないため大容量を必要としないこと。
などの長所あります。
ハイパー世代管理は、大規模なシステムのデータを元の状態に戻すことには不向きですが、最大10,000世代までの多世代バックアップ が可能で、頻繁に更新されるファイルのバックアップには最適です。
≪バージョン≫
(1) Ver. 1.00 2011/04/10 新規作成
(2) Ver. 1.01 2011/08/15 バックアップ時期の設定を追加