mlib 3.7
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mlib 3.7 紹介:
ソフトのご紹介
学生の皆さんは学部3年までにC言語の演習等を受けてきたと思います.また,C言語による数値演算の講義等も受けてきたかも知れません.そのとき,おそらくUNIXベースのOSを使用していて,プログラムの出力結果はコンソール画面に現れていたと思います.もしくは,出力結果をファイルに落として,グラフ描画ソフトで結果を確認というのもあったかもしれませんね.
ところが,研究室に配属されると,いきなり難しい数値シミュレーション等をC言語でやることになったりします.しかも,UNIXではなくWindowsベースで...シミュレーションのアルゴリズムやそのコーディングを考えるだけでも精一杯なのに,違うOSでしかも統合開発環境のVisual C++とかBorland C++Builderを使うことになったりするともう大変です.まずは統合開発環境とは何ぞやというところから勉強しなければなりません.
しかも,結果をグラフ化するためにコンソール型のアプリケーションではなく,Windowsアプリケーションとして作らなければならないとなると,フォームの作成やら,オブジェクト指向の考え方とか,いつまでたってもわからないことだらけで全く本題に入れないということになりかねません.
学生さんだけではなく,昔からUNIXベースでCをやってこられた経験者の方でも同じかもしれません.Windows環境でちょっとした計算をCでやろうとしても,上記のように新たに覚えることがありすぎて,時間の都合上断念することもあるかもしれません.
長々と書いてきましたが,ここでご紹介するのはそのような,ちょっとしたC言語の計算と1次元、2次元データのグラフ化をWindowsのアプリケーションとして簡単に作成できるC言語ライブラリです.
Windowsアプリケーションとして実行しますので、わざわざ出力結果をファイルに落として、グラフソフトで表示というような手間はありません。また、基本的なコントロールボタン等もプログラム上で配置出来ますので、シミュレーションだけではなく、Windowsを用いた計測器、計測ボード等からのデータ取得といったリアルタイムでのグラフ化が必要なプログラムにも最適です。ぜひご利用下さい。