Xi-TRACE
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Xi-TRACE 紹介:
主な特徴
1) 六角大王Superのエクスポートファイルのレンダリング機能市販の六角大王SuperがExportするX-TRACEファイルをレイトレーシングすることができます。
六角大王SuperのX-TRACEエクスポート機能は強力で、六角大王で設定したマッピング属性もエクスポートされます。つまり、六角大SuperでマッピングなどをかけたものをそのままX-TRACEでレンダリングすることが可能です。
※六角大王Superは(株)終作から発売されている3Dモデリングソフトです。
2) 各種3D-CG記述言語のサポート
2-1) 六角大王ファイルのレンダリング機能
フリーウェアのモデリングソフトとして定評のある、「六角大王」で作成したファイル(*.rok)を直接読み込み、六角大王で設定した視点情
報などをそのまま使ってレンダリングすることができます。また、反射率を付けてのレイトレーシングも可能です。
2-2) VRML1.0ファイルのレンダリング機能
VRML1.0で記述されたファイル(*.wrl)を直接読み込み、レンダリングすることができます。一部機能には対応していませんが、未対応の機能
が使われていても、エラーとならず、その部分を読み飛ばしてレイトレーシングします。詳細については同梱のドキュメントをお読み下さい。
2-3) DXFファイルのレンダリング機能
多くのモデリングソフトが対応しているDXFファイル(*.dxf)を直接読み込み、レンダリングすることができます。ただし、DXFの色情報や視野の情報には対応していないので、これらの情報は、読み込みはじめた
ときに出るダイアログで適当な値を設定する必要があります。
※X-TRACEは拡張子でファイルを判別しますので、拡張子を*.rok、*.wrl、*.dxfの何れかにしておいて下さい。
3) テキスト記述式のレイトレーシング
手続きや数式などを用いた高度な物体定義が可能です。また、二次曲面を基本形状とし、基本形状に対してnot(削る)、and(共通部分)、or(加える)などの論理結合を使用できます。さらに、楕円メタ、ポリゴン(法線ベクトル及び属性のスムーシングあり)のレイトレーシングが可能です。
4) 3種類の光源(平行光線源、局所光源、スポット光源)を用意
5) 色マッピング、凹凸マッピングをサポート
5-1) 凹凸マッピングの重ね合わせ
例えば、池に立つ波を考えた場合、風によるさざ波と、魚などが跳ねた後の波紋などの異なった複数の波が立ちます。X-TRACEは、このような複数の凹凸を重ね合わせる多重凹凸マッピングをサポートしています。
※凹凸マッピングを重ね合わせられるレンダリングソフトは、ほとんど
ありません。
5-2) 色マッピングの重ね合わせ
クロマキー合成のようにマッピングデータ中の、ある色を別なマッピングで置き換える、オーバレイマッピングと、複数のマッピングデータを適当な混合比で足し合わせる多重色マッピングをサポートしています。
5-3) 反射マッピング
視線が物体の表面で反射した際に、その反射方向に見えるべき映像をマッピングする機能です。CGの世界では、金属の表現などに広く使われている手法です。
6) 分散レイトレーシング
奥行きによるフォーカスのぶれ、鈍い反射・透過、半影などを生成する強力なレイトレーシングです。