Esper Numbers 重回帰分析
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Esper Numbers 重回帰分析 紹介:
この「Esper Numbers 重回帰分析」は、ナンバーズの過去データや天文情報を基
に重回帰分析を行い、最適な予想式を作成し、過去の当せん番号への当てはまり具合
や次回の予想番号を出力するものです。
従来の予想ソフトは、宝くじ予想に限らず、固定の予想式に最新のデータを代入
するという方法を採っています。その場合、予想式作成後にデータの傾向や変動周期
などの因果関係が変わってしまうと、その予想式の信頼性は下がります。言わば固い
頭で物事を判断するようなものです。これに対し本ソフトでは、予想式をプログラム
内に用意せず、最新の過去データから数理統計学的な手法によって最適と判断される
予想式をその都度新規に作成して予想しています。
ナンバーズの当せん番号はその性質上、天気などの自然現象とは違い、基本的には
原因と結果に相関は有りません。従って、当せん番号を予想する事自体無謀であり、
まして統計学的な分析は無意味と考えるのが一般的です。しかし、過去1000回近
くのナンバーズの過去データに対し機械的に重回帰分析をしてみると、データ分布の
微細な偏りや周期性をはじめ、目的変量(当せん番号)に寄与している変数、つまり
予測因子を見出すことができます。本ソフトは、過去データの揺らぎと傾向を、パソ
コンの処理能力と高度な統計処理を駆使することにより解析し、それを予想に結び付
けることに成功しました。
重回帰分析を行う上で最も重要な事は、予測因子をどう選定するかということで
す。目的変量との相関が高い(寄与率が大)因子から順番に選び、予測因子数を次々
に追加していくと、全体としての相関(重相関係数)もそれにつれて高くなります
が、因子同士の相関が高いものを使うと、いわゆる多重共線性により予想結果が
不安定になります。本ソフトは、これを考慮して予測因子数を決定しています。
当せん番号自体は物理量ではないので、単一の重回帰式だけで予想する事はでき
ません。数字の有無(0,1)や、オーバーラップ数(1~4)などを目的変量とした複数
の重回帰式を組み合わせて、当せん番号を推定しています。
重回帰分析は実は非常に有用な手法であり、雨量予想などの自然現象に限らず、
経済などの社会現象の予想にも広く使われており、それに関する解説書も沢山あり
ますので、ご興味のある方は是非読んでみて下さい。また、本ソフトで使用している
全ての仮予測因子データは、CSVファイルに出力できますので、Excelなどに取り
込んで分析することも可能です。